絵を描く人に100の質問β版

No.1:あなたの名前。

A

No.2:あなたの性別。

女性。白面の小娘。

No.3:あなたの生年月日。

黙秘します。

No.4:あなたの出身地。

日本。

No.5:絵を描くことに興味を持ち始めたのはいつ頃か。

物心ついた頃には既に何かしらを描いていた。

No.6:実際に絵を描きだしたのはいつ頃か。

根詰めて描きだしたのは17歳頃。

No.7:何故絵を描くようになったか理由は。

美大受験の為。

No.8:絵の学校に通ったことがあるか。

はい。
授業出席態度は不真面目極まりないものでしたが。

No.9:どのような形態の絵を描いているか。(人物画・風景画・抽象画・イラストレーション・マンガ等)

人物画が大半を占めている。
画材にはこだわらず、その絵に最も相応しいと思える画材を使用するが、中心に置いているのは油彩、ガッシュ画、グラファイト鉛筆画、木炭画。

No.10:自分の絵を説明せよ。

人間を描写することを主としています。
私の絵は耽美主義と人文主義と少しの寓意主義が混ざり合ったようなスタイルを持ちつつあります。
ギュスターヴ・モローの絵のように、極めて写実的な抽象画を目指している所もあります。

No.11:どのような形態の絵が得意か。

人物画が一番の習練を積んでいます。

No.12:どのような形態の絵が好みか。

形態にはこだわりません。それが好みかどうかは実際によく見てみないと判りません。

No.13:どのような形態の絵が苦手か。

いかにもなジャパニーズ・アニメ・マンガは苦手です。

No.14:好きなモチーフは何か。

人間・花・蝶・蛾・ボンデージファッション・モードファッション・ボディピアス。

No.15:使用頻度の高い画材は何か。

ガッシュ、水彩、グラファイト鉛筆、インク、ペン、木炭。
油彩は好きですが、これらの画材に比べて手間がかかるので。

No.16:得意な画材は何か。

未知の部分が少なくなってきたな、開発の余地が無くなってきたな、と思えるのは鉛筆です。

No.17:好みの画材は何か。

油彩。堅牢さと表面の艶やかさが好き。
木炭。マットで深みのある黒が好き。ただ部屋がすぐ汚れてしまう…。

No.18:苦手な画材は何か。

アクリル絵の具のように、割と最近作られたような画材には何となく苦手意識があります。
だからといって岩彩のようにあまりにも古典的過ぎるのも…。

No.19:画材はどこで購入するか。

インターネット通販が多いです。
でも実際に見たいものは遠出しても画材屋にきちんと行きます。

No.20:あなたにとって画材とは何か。

絵描きの忠実で頼もしい友人であり恋人であり僕。

No.21:自分のアトリエ(絵を描く専門の部屋)を持っているか。

はい。

No.22:絵以外の芸術表現で、制作している作品があるか。(彫刻・音楽・詩・舞踏等)

いいえ。

No.23:絵以外に、興味のある芸術表現は何か。

人形、銅版画、彫金、音楽。

No.24:好きな絵は何か。(例、ダ・ヴィンチのモナリザ等)

ダ・ヴィンチとモローの絵は全て好きです。
あとルドンの鮮やかな色彩の作品。
Coccoの絵本の絵も好きです。

No.25:世俗的な絵を好むか。それとも神秘的な絵を好むか。

どちらも好みます。両者の間に、境界線は無いと思っています。

No.26:好みの芸術家は誰か。

ルドン、レンブラント、ベーコン、バーンジョーンズ、フィニ、スタンリー・ドンウッド。

No.27:尊敬する芸術家は誰か。

ダ・ヴィンチ、モロー、コルヴィッツ、アレキサンダー・マックィーン。

No.28:好みとまではいかないが、興味のある芸術家は誰か。

ベクシンスキー。

No.29:自分に強い影響を与えた芸術家は誰か。

ダ・ヴィンチ、モロー、トレント・レズナー、フローリア・シジスモンディ。

No.30:絵を制作する上で、役に立つ書籍は何か。

様々な人体解剖の本。
モードファッションの雑誌。

No.31:絵を制作する上で、役に立つWebサイトは何か。

Google

No.32:お気に入りの画集は何か。

画集というか、デヴィッド・カーソンの"THE END OF PRINT"
大きな古本屋でお安く手に入れました。

No.33:どのような色を作品に使うことが多いか。

割と写実的に人間を描くので、
カドミウムレッド、
カドミウムイエロー、
イエローオーカー、
ローシェンナ、
バーントシェンナ、
アリザリンクリムソン、
セルリアンブルー、
ホワイト(チタニウムやパーマネントのような強いホワイト)
ランプブラック・ジェットブラック
の減りが早いです。
最近はローシェンナがお気に入りの色です。

No.34:絵を制作する時は、作品を立てかけて描くか。それとも横の状態で描くか。

イーゼルに立てかけて描きます。

No.35:どのくらいのサイズの紙・キャンバス等に描くことが多いか。

最近はA3より小さなサイズの作品を描いています。
しかし本当はもっと大きな画面が好きです。F15〜F30くらい。

No.36:絵を制作する上で、調子の良い時間帯はいつか。

夕方から夜です。

No.37:絵を制作する上で、調子の良い精神状態はどのような状態か。

頭が透き通っていてクリアで、賢くなっている状態。

No.38:何からアイデア・インスピレーションを得ることが多いか。

様々な芸術家(歴史的・最近の芸術家両方)の作品、モードファッションの写真、それらに写っているモデルたち、お気に入りのミュージシャンの作品、彼らのミュージックビデオ。

No.39:絵を制作する上ではフィーリングや即興性が重要か、それとも理論や計画性が重要か。

真実は前者であって欲しいですが、自分のスタンスとしては後者です。
とても疲れます。

No.40:本番の作品以外の紙・キャンバスに、本番前の習作・下書きは制作するか。

はい。

No.41:一枚の絵に、どれだけの時間を要するか。

数週間。

No.42:描くのは早いか。それとも遅いか。

手は早いです。

No.43:多作か。それとも寡作か。

寡作です。手は早いのですが、集中力が本当に無いので。
集中力を上げる良いセミナーとかがあったら参加したいくらい。

No.44:モデルは使うか。

モデルを雇うお金はありませんし、モデルになってくれる方もおりませんので、自分をモデルにしています。

No.45:制作した作品はどのようにして、どこに保存するか。

油彩は適当に放置、
水彩画と鉛筆・木炭画はフィキサチーフをきちんとかけてカルトンに保存。

No.46:線(形)と色、どちらが重要だと思うか。

どちらも重要です。

No.47:そして自分の作品にはどちらが優先されていると思うか。

理性的には線を重要視して制作していますが、生来の気質としては線よりは色の扱いに長けているタイプだと思います。

No.48:絵を制作している姿を他人に見られるのは平気か。

全く平気ではありません。

No.49:絵を制作する上で、最も気をつけていることは何か。

その絵にもっとも必要な要素をできるだけ持たせてやれるようにすること。
この絵は鑑賞者にどのような感覚・感情を呼び起こすものであるかを計算して、それをできるだけ表現できるようにすること。

No.50:絵を制作する上で、最も必要なもの・ことは何か。

体力、気力。見る力。

No.51:絵を制作する上での心構えとはは何か。

自分は芸術家である、ということを意識すること。
絵に対して誠実であろうとすること。

No.52:絵を制作する上でのこだわりとは何か。

美しさは必ず絵に持たせてやる。

No.53:絵を制作する時、何を考えているか。

何も考えたくないんですけれど、どうでもいいCMの歌とかどうでもいい漫画の一部分が勝手にリフレインしています。うざったいです。
本当に集中できたときは、何も考えられません。

No.54:あなたの作品はどんなスタイルか。

耽美主義的。

No.55:あなたの作品は他人から見てどのように思われているか。いることが多いか。

他人からの評価はまだ十分に頂いてはいませんが、(作品を他人に見せることがあまり無い為)「美しい」「格好良い」と言われることが多い気がします。

No.56:あなたの作品に対する他人の評価をどう受け止めているか。

謙虚に、つつしまやかに、理性的に受け止めます。
相手の心理なども計算します。

No.57:そしてそれを作品に生かそうと思うか。

はい。

No.58:友情・恋愛等の他人との交友関係は、自分の作品にどのような影響を与えていると思うか。

おおらかさを与えていると思います。

No.59:あなたの作品が、他人に何らかの影響を及ぼしたことはあるか。

はい。
すみません。

No.60:より良い作品を制作するために、している努力は何か。

毎日できるだけ画材に触れるようにする。
たくさんの作品をインターネットで調べる。
美術館に出かける。
良い服やアクセサリーなどを見る。
常に絵のことを考える。

No.61:絵が上手く描けなくなったときはどうするか。

しばらく描かない。

No.62:集中力はある方か。

皆 無 。

No.63:絵にデッサンとデッサン力は必要不可欠であると思うか。

はい。
必要でないという方もいらっしゃいますけれど、私は必要だと思います。

No.64:絵の訓練をする上で、最も効果的だった訓練は。

石膏デッサン。

No.65:あなたの作品において重要なキーワードとは何か。

美 上品さ ファッショナブル

No.66:絵は純粋な芸術であるべきと思うか。もしくは社会的であっても良いと思うか。

私の作品の場合は前者も後者も混ざっています。
別に純粋芸術・大衆芸術・社会派とか、こだわる必要は無いと思います。
柔軟に。

No.67:絵に「美」は必要であると思うか。

勿論。

No.68:絵とは飾られ愛でるものだと思うか。

はい。

No.69:絵とは社会の役に立つべき存在であると思うか。

別に役に立たなくても良いと思います。

No.70:絵とは作り手の思想・価値観・人間性を表現するためのツールだと思うか。

そうであるときもあると思います。

No.71:絵とは作り手だけの世界で完結すべき存在であっても良いと思うか。

いいえ。

No.72:絵とは恒久的なものであるべきであると思うか。

はい。良い絵というのは、時代に左右されないものだと思っています。

No.73:絵に言葉は必要だと思うか。

難しい質問ですね。

No.74:あなたの趣味。

ボディピアス、美容・ファッション、コスメ・香水・蝶モチーフの雑貨の収集、デコ電。

No.75:あなたの趣味は自分の作品にどのような影響を与えていると思うか。

ファッションの趣味やボディピアスの趣味はよく作品に表れてきます。

No.76:あなたの性格。

生真面目で頑固、自己中心的でありながら他人に献身的、正義感が強い、博愛主義的でありながら一人に盲目的、全体的に、相反する二つの要素が同時に存在している。

No.77:あなたの性格は自分の作品にどのような影響を与えていると思うか。

相反する二つの要素が同時に存在している所は、作品に顕著に現れていると思います。

No.78:あなたはどんな子供だったか。

よく周りの大人から「昔とても可愛かった(のに…)」と言われることがあります。

No.79:学校は好きだったか、もしくは好きか。

学校は好きではありませんでした。
常に授業には出ていませんでした。
しかし根が生真面目なので、出席すれば真面目に授業を受けていました。

No.80:家に居る方が好きか。それとも屋外に出るほうが好きか。

両方です。

No.81:好きな光景は何か。

瀬戸内海。

No.82:好きな季節はいつ頃か。

春から初夏。

No.83:都会が好きか、それとも田舎が好きか。

どちらかといえば都会です。

No.84:人工的な物が好きか、それとも自然なものが好きか。

どちらも好きです。

No.85:外国に行ったことがあるか。

はい。

No.86:美術館にはどれくらいの頻度で出かけるか。

半年に一回くらい。

No.87:美術館の他に、絵のインスピレーションを与えてくれる場所・施設はどこか。

デパート、服を売っているショッピングモール。
東急ハンズ。

No.88:あなたの作品に強い影響を与えた出来事・言葉等は何か。

今のところは見当たりません。

No.89:あなたの作品に強い影響を与えた絵以外の芸術作品は何か。

Nine Inch Nailsの音楽。

No.90:絵は好きか。

おそらく好きです。

No.91:絵を描くことは好きか。

好きな時も、好きでない時もあります。

No.92:絵を描くこととは楽しい行為か。それとも苦痛を伴う行為か。

苦痛を伴います。
何で私こんなことしているんだろうってよく思います。

No.93:あなたの頭の中は、絵を描くことで一杯か。

はい。なににつけても絵と関連付けてしまいます。

No.94:絵を描くことで、見えてきたものはあるか。

おそらく、はい。

No.95:絵を描くことは、あなたの人生にどのような影響を与えたか。

常に絵のことを考えてしまう、という影響を与えました。

No.96:あなたの家族や友人、恋人などはあなたが絵を描いていることについてどう思っているか。

好ましく思っています。
しかしながら、私があまり作品を見せたがらないので、見たくてやきもきしているようです。

No.97:あなたには絵の才があると思うか。

さあ、どうかな。

No.98:これからのビジョンは。

絵を仕事には、正直できないと思っています。
美に関わる仕事をしながら、自分の作品を磨き続けていきたいです。

No.99:死ぬ間際になっても絵を描き続けていると思うか。

上手くいけばそうかもしれないです。

No.100:あなたにとって、絵とは何か。

神秘の一つ。

質問 : 絵を描く人に100の質問β版
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