No.1 | Q : 最初に回答者の名前と物語の立場をお願いします |
A : お初にお目にかかる(深々とお辞儀 私の名はヴァーサ。人間風に名乗るならヴァーサ・アルト・ファルネ・ルアン…となるが、 我々エルフは名字というものを持たないため、このうち「アルト・ファルネ・ルアン」は集落の名前で私自身の名前ではない。 そのため私のことはヴァーサと呼んでくれたまえ。 それと立場についてはアル・クローズ王国の支配者であるトリステス王家に仕える従士ということになる。 まあ、早い話が国王陛下直属のボディガードということだ。 |
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No.2 | Q : では始めます。まず武器の名前は何ですか? |
A : ブリューク・フラム(Blüke vlamme)という。古エルフ語(フリシア語)で「蒼白の炎」という意味だ。 ┃作者注:綴りはいい加減です← エルフ語の文字を強引に英文字に置き換えるとこんな感じになるというぐらいのイメージで(汗 ┃ちなみに英語に直すとPale flameとなります。ついでになぜ蒼白かというとミスリル銀そのものがやや青みを帯びた銀色だからです。 |
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No.3 | Q : その武器の形状はどうなってますか? |
A : 外見はミスリル銀製のフランベルク(波打った刀身を持つ刺突剣)だな。 刀身だけでなくガード(鍔)やポメル(柄頭)なども全てミスリル銀製だ。 ガードは単純な棒状などではなく、カップガードからポメルに向けて4本の螺旋を描いて拳全体を防御するナックルガードとなっていて 細かな彫刻が施されてサファイアが埋め込まれている。 また、ポメルにはトリュープ・アブ・フリーシュ・グリューエン(Trüpp af vrijsch grüen。英語に直すとDrop of fresh green)、 つまり「新緑の雫」という大粒のエメラルドが飾られているが、 これはファルネ・ルアンの始祖アマランスが戴いていた王冠の大宝石(王冠の中心に飾られた一番大きな石)と同じ石を分けて作られた大変貴重なものだ。 このようにこの剣は単なる武器ではなく、文化的、美術的にも大変重要なものだといえる。 …まあ、元が儀礼用だから実戦で使うには華美に過ぎるが。 |
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No.4 | Q : その武器の属性は何ですか?(斬・打とか火・水等) |
A : 刺突剣だから「斬」および「突」となるだろうか? また、「新緑の雫」は発動体としての力も有しているから「風」でもあるだろう。 |
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No.5 | Q : その武器は誰が装備していますか? |
A : 私だ。 もちろん、本来はファルネ・ルアンの集落の長が族長の証として代々受け継ぐものだから、私ごときが身に帯びることは許されないはずなのだが。 ただ、我らが長フライヤからこの剣を託されたのが私だったこと、そして返すべき相手もいなくなってしまったことからこうして私が代わりに受け継いで今に至るというわけだ。 |
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No.6 | Q : その装備している人の簡単な説明をお願いします(複数の場合は代表者、自分の場合は自己紹介) |
A : ふむ、では簡単に自己紹介しようか。 名前はすでに名乗ったがヴァーサ。種族はハイエルフ、2198年生まれの297歳で、こう見えても一応は女性だ。 …普段は女の姿のままでは何かと問題が多いため男装して男性として振る舞っているがね。 ついでに髪の色が白っぽい金髪で肌の色は白(あまり血の気がなく蒼白に近い)、瞳の色は草色(エメラルドグリーンに近い色)、髪型は横分けの短髪だ。 ┃作者注:髪型は宝塚の男役やアニメ版銀英伝のミュラーみたいな感じですね。長いと激しい動きをしたときに視界を遮って邪魔になるので短くしてるという。 以前、ファルネ・ルアンの集落にいた頃から戦士となるため武器の扱いを学んでいたが、 それ以外にも幸いなことに術者としても師に恵まれたおかげで地水火風光闇時の全属性の精霊術をある程度使うことができる。 そして現在は身につけたこのふたつの技術を活用して従士として陛下の身辺警護にあたっているというわけだ。 ┃作者注:彼女は普段めったに戦いませんが、いざ戦いになったときは「急速(*1)」や「時間停止(*2)」などの呪文を最大限に利用して ┃相手に反撃の隙も与えずに心臓を一突きにする恐るべき戦いぶりを見せます。 ┃ ┃「急速」で自分の動きを早めた上に「時間停止」で時間を止めて一気に間合いを詰める(相手からすれば瞬間移動したようにみえる)、 ┃さらに守りに回ったときも「無音化(*3)」や「透明化(*4)」を使いこなすため相手はなにもできず ┃「気がついたら死んでた」という状況が普通に発生します(笑 ┃こうした戦い方が基本のため風や時のどちらかと言えば補助的な呪文を得意としますが、逆に「爆炎(*5)」や「剃刀の風(*6)」のような攻撃呪文はあまり好みません。 ┃ ┃ちなみに彼女の剣戟の才は魔法によって増強されてるため普通の戦士などとは比べ物にならず、 ┃「最強の騎士」との呼び声高い黒騎士シュヴァリエですら手も足も出ません。 ┃特に「時間停止」の呪文は「先に使ったもの勝ち。さらに使われたが最後、相手は一切抵抗できない」という反則的なものですから、 ┃(超人的な速さで呪文を完成させる)ハボック大公を除けば1対1で彼女に勝てそうな相手はほぼいません。 ┃もちろん百人や千人、またはそれ以上…と言った大人数を一度に相手にするのは不可能ですから、数の暴力の前には屈することになってしまいますが。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *1:「急速」 精霊術の風の呪文のひとつ。対象の動作を素早くする。 これにより某赤いアレみたいに「通常の3倍のスピードで(ry」といったことが可能になる(笑 また、効果範囲や効果時間の拡大も可能なため、「パーティメンバー全員が素早く動く」ことも可能。 ただし副作用としてこの呪文を使われた相手は全員一律に種族の平均寿命の1/500歳分老化する。 つまり人間なら平均寿命が60歳だから約43.8日(およそ1ヶ月半)分老化するということになる。 この副作用は効果時間の拡大などとは無関係。また、副作用を無効化することはできない。 ┃呪文そのものに抵抗すれば話は別だけど、そうなると当然ながら呪文の効果は得られない。 *2:「時間停止」 精霊術の時の呪文のひとつで精霊術を代表する最高位の呪文のひとつ。 術者の周囲の時間を止める。また、術者はその止まった時間の中で自由に動くことができる。 この呪文は術者の力量や周囲の精霊力に大きく左右され、停止できる時間は最大でも数秒程度が限界。また、効果の拡大は一切できない。 さらにこの呪文は先に使われたものだけが効果を発揮し、その効果が継続してる間は別の「時間停止」が割り込む(上書きする)ことはできない。 つまりジョジョのスタープラチナとザ・ワールドのような時間停止合戦にはならない。 この呪文も「急速」と同じく老化の副作用があり、この呪文を使用したものは種族の平均寿命の1/50歳分老化する。 つまり人間なら一度呪文を使うごとに438日(およそ1年と2ヶ月ちょい)ずつ老化するというわけ。 もちろん呪文発動に伴う副作用だから結果(停止できた時間)とは一切無関係だし、副作用を無効化することもできない。 ┃なので止めることができた時間が1秒だろうが5秒だろうが同じだけ老化する。 *3:「無音化」 精霊術の風の呪文のひとつ。 対象が発する物音をすべて打ち消す。 この呪文は効果範囲と効果時間をかなり自由に指定することができ、 「ひとりの物音を1時間打ち消す」ことも「半径5mの範囲に10分間無音の空間を作り出す」こともできる。 そして効果範囲や効果時間に関係なく精神集中は一切必要ない。 ただ、当然ながら対象が発する物音はすべて打ち消されるため、たとえば足音を消す目的で個人に対して使った場合、 使われた相手は効果時間が終了するまで話すこともできなくなる。 *4:「透明化」 精霊術の風の呪文のひとつ。 術者自身を透明化する。 この呪文は術者(呪文を使用した本人)にしか効果がないことに注意。 また、透明化している間は精神集中が必要となるため「透明になりながら他の呪文を使う」といったことはできない。 さらに透明になるだけなので足音などは普通に発生するし、足跡も普通に残る。 ┃傍から見たら「誰もいないのに足跡だけが点々と残る」というちょっと不気味な状況が生まれる(笑 そして霊体化するわけでもないので壁をすり抜けたりもできない。 ついでに言うと熱やにおいなども普段どおり放出するため、万全を期すならこれらの対策も必要になる。 ┃少なくとも足音については精霊術は呪文の詠唱(発声)や身振り手振りによる動作が不要なため「無音化」の呪文を先に使うことで解決できる。 *5:「爆炎」 精霊術の火の呪文のひとつ。 指定した範囲に対して爆発を起こし、高温と衝撃でダメージを与える。 あらかじめ範囲を決めて使用するタイプの呪文のため、よく考えて使わないと味方にも被害が出る。 属性魔術の「火球」とよく似た効果を持つため、この両者はしばしば比べられるが、 火力(与えるダメージ)の点では「火球」のほうがやや上、逆に効果範囲の広さではこちらのほうが少し勝っている。 ┃もちろん実際にはこれに術者の力量や精霊力による変動が加わるため、一概にどちらが勝っているとは言えない。 *6:「剃刀の風」 精霊術の風の呪文のひとつ。 かまいたちを発生させ対象を切り刻む。 「爆炎」と同じくあらかじめ範囲を決めて使用するタイプの呪文だが、爆風や火炎でダメージを与える「爆炎」に比べ かまいたちを発生させるこちらは鎧を着た相手にはほとんど通用しないなど威力の点で明らかに劣る。 ただ、風の攻撃呪文の中では比較的制御しやすく、またダメージも安定していることや効果範囲が「爆炎」よりも広いため 威力や効果範囲を拡大することを前提にこの呪文を主戦力とする術者も多い。 |
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No.7 | Q : その武器はどこで手に入れましたか(手に入れられますか)? |
A : 我が故郷、ファルネ・ルアンの集落がゴブリンどもの襲撃を受けて炎に包まれたあの夜、崩れゆく族長の官邸の前でだ。 官邸から脱出した我が長フライヤだったが、私が駆けつけたときにはすでに瀕死の重傷を負っていてとてもではないが助かりそうになかった。 それにそのとき周りには私のほかに動く者がなかったこともあり、私が彼女から族長の証たるこの剣を託された、というわけだ。 もちろん、本来なら族長やその血縁の者にこの剣を返すべきなのだが…残念ながら私以外にあの襲撃を生き延びた者はひとりもいなかったらしい。 |
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No.8 | Q : その武器を造った人や造られた経緯は有りますか? |
A : 作成者については諸説あるがはっきりしない。 一説によれば始祖アマランスの腹心で鍛冶師でもあったマームスラッドの手によるとも言うが、 別の説では伝説の名工グリムトが作ったとも言う。 ただ、誰が作ったにせよ、アマランスの王冠に使われたのと同じエメラルドが用いられていることから 最初から王冠とセットで作られたと考えるのが自然だろう。 |
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No.9 | Q : その武器は一本だけですか?それとも量産品ですか? |
A : もちろん、この一振りだけだ。 この剣は族長の証の中でも秘宝と呼べるもので、もともとは族長交代の際の戴冠の儀などの特別な時にしか使われなかった。 普段族長がその証として身に帯びていた剣はこれとはまた別に存在し、この「蒼白の炎」は宝物庫に厳重に保管されていたというわけだ。 |
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No.10 | Q : その武器の派生系やカスタマイズは有りますか? |
A : 特に存在しない…が、族長が「蒼白の炎」の代わりに普段身に帯びていた剣がこの剣の派生というか簡易版といえるだろう。 その剣はジルフォルン・フェーデル(Silvorn veder。英語に直すとSilver feather)、つまり「銀の羽」と呼ばれていた。 この「蒼白の炎」とは違いミスリルではなく銀製の剣で、ポメルには「新緑の雫」の代わりに シェルクレン・アブ・シュテルナル(Scherklen af stjernar。Sparkle of stars)、つまり「星の煌めき」というスターサファイアが飾られていた。 全体の形は「蒼白の炎」と似ているが、あちらはフランベルクではなく幅広のレイピアだ。 この「銀の羽」は「蒼白の炎」とは違って族長が普段佩くものだからスペアが用意されていて合計二振り存在した。 残念ながらどちらも失われてしまったようだが… |
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No.11 | Q : その武器に装備条件は有りますか? |
A : 儀礼用とはいえ、剣であることに変わりないから特に特殊な条件などは存在しない。 ただ、族長の証であり重要な儀礼の場でしか使用されないものだったから 当然ながらその身に帯びることが許されているのは族長とその血縁者だけで それ以外の者が軽々しく扱うことは許されなかった。 |
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No.12 | Q : その武器は変形しますか? |
A : いいや? 武器がそう簡単に変形してはいざという時に困るのではないか? 弓のように剛性や弾性を利用する武器なら話は別だろうが。 |
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No.13 | Q : その武器を使う為に必須な物は有りますか?(弾・エネルギー等) |
A : 特に存在しない。 弓矢やスリングのように弾となるものを必要とする武器ではないのでね。 ただ、そうした物理的な意味合いとは別に族長の血筋というものが必要と言えるかもしれないな。 先に述べたようにこの剣は本来、族長の証として特別な意味を持ったものだったから。 |
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No.14 | Q : その武器に付属品や追加パーツと言った物は有りますか? |
A : 付属品とは少し違うかもしれないが、メンテナンス用具のセットがそれにあたるだろうか? 普通なら剣の手入れは血や脂などの汚れを拭き取ってヤスリがけをするぐらいだが、これは単なる剣ではないのでね。 切れ味はもちろん、刀身をつややかに保つためにもオイルによる手入れが欠かせない。 このオイルは私はオリーブオイルを使っているが、ほかにもクローブオイルなどいろいろあるようだ。 また、宝石の浄化用にローズソルトや香木も必要だ。 そのため、こうしたメンテナンスに必要な品をひとまとめにしたものを用意しておくというわけだ。 |
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No.15 | Q : その武器は手入れが必要ですか? |
A : いま答えたとおりだが、手入れは欠かせない。 ただ、多少手入れを怠ったからと言ってすぐに劣化するわけでもないが。 もともとミスリル銀は鉄などに比べて刃が摩耗しにくいためヤスリがけはあまり頻繁に行うものではない。 それにほかの手入れも「悪くなったものを直す」というよりは「いいものをより良い状態に保つ」ためのものだから 必ずしも頻繁に行わねばならないものでもない。 まあ、宝石の浄化やローズウォーターによる水分補給はできるかぎり意識して行った方がいいのだが。 |
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No.16 | Q : その武器の使い方や戦い方はどうなっていますか? |
A : 見ての通り突く、斬りつけるといった使い方が基本だ。 もちろん、斬りつけるといってもロングソードなどのように力任せに叩きつけるわけではないがね(苦笑 相手の心臓を一突きにできるのが最上だが、必ずしもそううまくいくとは限らないから 単純に突くだけでなくカッティングエッジ(切っ先)で細かく斬りつけるような使い方もする。 そうすることで相手を出血させることができ、出血は冷静さを失わせる。つまり結果として隙が大きくなりそれだけこちらに有利になるというわけだ。 それ以外にも相手の首筋を狙って頸動脈の切断を狙うこともある。 もっとも、あまり大量に出血させるとあとの始末が大変なのだが(苦笑 |
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No.17 | Q : その武器を使った必殺技とか有る場合はどういう技か教えて下さい |
A : 必殺技というわけではないが、「急速」や「時間停止」を使って相手に急接近して相手の心臓を一突きにすること…か。 相手の数が多かったり、全身鎧を着ていたりすると別の方法を考えないといけないので面倒なんだが、 相手が軽装でしかも数人程度ならこれだけで十分処理できる。 |
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No.18 | Q : その武器は装備している人が特定の状態になった時に変化しますか? |
A : いいや。 だが、陛下の身に危険が迫った時しか抜刀することはないから そういう意味では私が危険を察知した時に静の状態から動の状態に変化すると言えるかもしれないな。 |
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No.19 | Q : その武器を使い続ける(使い続けた)事による影響は有ります(ました)か? |
A : 特にそういうことはないと思うが、以前に比べると斬りつける動作が増えたかもしれない。 前はコリシュマルドを使っていたから突く専門に近かったんだが、これだと斬りつけることも十分可能なのでね。 |
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No.20 | Q : 有難う御座いました、最後にその武器について他に伝えたいことが有ればどうぞ |
A : 実はこの剣も一般的な刺突剣と同じようにグリップ(柄)の付け根(カップガードの中)は指を通せるように2つのリングとなっているのだよ。 だからこの剣を扱うときはロングソードなどのようにグリップをそのまま握るのではなく人差し指と中指をリングに通して親指で反対から押さえるようにして持つ。 こうすることで手をまっすぐに突き出せるため、普通にグリップを握ったときよりも格段に突きがやりやすくなる。 この剣は儀礼用に作られたものだが、それでもこういう構造になっているあたり実戦での使用も意識していたのかと少し感心させられるな(笑 それに儀礼用とはいうものの、刀身は決してナマクラなどではなくむしろ普通の剣以上に切れ味鋭い素晴らしい切れ味を持っている。 こうした点から見ても儀礼用とは別に「族長を守るためのもの」という意味合いも持って入念に作られたものだというのがよくわかるな。 なんにせよ素晴らしい剣だよ。これは。 |