「エリーでっす！」
「エルです。どうも」
「私が女で、エルが男。老年ラブラブカップルなのよー」
「･･･（嘘つくなよ）」

「いろいろ！」
「大学受かったら、長編書く予定はあるらしいけど、今は短編オンリーだ」

「「誰それ」」

「恋人、だね。アハン！」
「腐れ縁だ!!　腐れ縁！　誤解を招く紹介は止めろ！」
「てゆーかァ、昔なじみの親友？　グッジョブ、アイシテル」　

「私が十九歳でエルが十六歳だっけ？」
「あー･･･いや。まだ十五だったかな･･･」

「デュワ！　エリーちゃんでーす。
　エルはエルでエルなのよー！」
「･･･返答になってないぞ」

「･･･。･･･愛は世界を救う！」（ウインク）
「（何を知ってるんだ、何を!!）」

「ただの変態だ！　変態！」
「ぶー。天才だよー」

「こっちが聞きたいわ!!」
「『ああ。エリーには何だかんだで世話になっているからな。イイヤツだぜぃ、アイツは。しかも･･･』」
「勝手に台詞を入れるな！」
「私、エルは大好きよー」
「無視するなよ！」

「えーあー･･･まぁ良いんじゃないのか」
「私は、エルの前じゃかっこつけしいだから、まれに疲れるんだけどさ」

「んだねー･･･。変わり映えのナイ奴だけど、感情の起伏が割と激しいんだよなァ。わたわた慌ててるエルは面白くて好きよー」
「そうだな。実はしょっちゅう泣くし、その度に驚くんだよなあ。どうしよう、って」

「エル、最低」
「いや、だって･･･。というか、お前の回答は回答になってないだろう」

「女心を理解してクダサイ」
「女のおの字もない奴が何を言ってるんだ。お前こそ、少しは落ち着きを持って行動しろよ」

「エルの告白文句とかァ？」
「わーわーわー!!!!」
「エルの初恋って私なのよー」

「･･･。エリスじゃないのか？」
「なんでさ？」
「え。だって･･･」
「･･････。エルは理解者いなさそうだよね」
「･･･おい･･･」

「俺は別に･･･」
「私はまァそうかなァ･･･。頼るならエルだろうなァ」

「しょっちゅう思うんだよな。いつも無駄に強がってるから」
「ぶっちゃけ頼られてもどうしようもないし、無視するよ。エルは友達多いから平気でしょ」

「優しい所だろうなァ。うーんエル大好きィ」
「頑固というか、意思が強いところというか･･･いろいろだ」

「いやぁ。それほどでもー、あるけど！」
「･･･いや･･････その･･･////」
「うっわ、照れるなよ。気持ち悪いな！」
「ほっとけ!!　お前なんか、融通が利いてないだけだろうが！」
「なにそれー！　人が折角感動してたのに！」

「じゃんけんしてる時？」
「いつもあいこばっかりなんだよな」
「他はあんまり気が合わないよね」

「エルの穏健主義なとこ。ムカツク」
「エリー達がいつも力で制しようとするところだな」

「･･･生きてるところ？」
「そうだなあ。お互い生き残ってよかったとは思うけど」

「エルとテミって意外と相性いいよね。シスコンとブラコンで」
「エリーとブルースって気が合うのかと思えば、とんでもなく仲が悪いんだよな。･･･結局一番気が合ってるのはエリスじゃないのか？」

「どーでもえー」
「なるようになるんだろ」

「エルってさ、やっぱ無神経だよね」
「そうか？」